多種多様なデバイスが無線LAN(Wi-Fi)やBluetoothで連携し、スマートフォンから操作できるようになってきた。家電製品や照明、エアコンなどのスマート化が進めば、利便性が飛躍的に高まる。しかし、操作する度にスマートフォンを取り出すのは面倒だ。
そこで、ワンタッチでさまざまな動作を指示できる小さなスマートボタン「Pebblebee Stone」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援を募集している。
Pebblebee Stoneは、Bluetoothでスマートフォンと連携し、アプリで設定された動作を実行させる。小さいのでキーホルダーと一緒に持ち歩いたり、リビングやキッチン、寝室など使う場所に常備しておいたりできる。
動作は、アプリであらかじめ用意されたもののなかから選ぶほか、カスタマイズすることも可能。ボタンを押すだけで、音楽の再生や停止、写真撮影、友人へのメッセージ送信などができる。スマートフォンをホームオートメーションシステムと連携させれば、照明や空調の操作も思いのままだ。
場所ごとに異なる機能を割り当てておき、キッチンではタイマー起動、書斎ではボイスメモ録音、寝室ではサイレントモード切り替えといったように使い分けられる。スマートフォンの画面を見る必要がなくワンタッチで済むので、自動車の運転中に何か操作する場合も安全だ。
Pebblebee Stoneは、動き、温度、距離を検出するセンサも搭載。クーラーボックス内の温度管理、忘れ物防止など、アプリでさまざまな機能が実現できる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月8日まで。記事執筆時点(日本時間11月2日17時)で、すでに目標金額1万ドルの6倍を超える約6万ドルの資金を集めている。
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