オンラインで画像を圧縮できるサービスといえば、写真の圧縮を前提にしたJPG対応のサービスを思い浮かべがちだが、バナーのほか、スマホのスクリーンショットの定番フォーマットであるPNG画像もまた、圧縮サービスのニーズは大きい。最近ではサイト名に「PNG」という単語を含めるなど、JPGよりもむしろPNGへの対応を売りにするオンライン圧縮サービスも登場しているほどだ。
今回は、こうしたPNG画像の圧縮に対応するオンラインサービスをまとめて紹介しよう。
JPGとPNGに対応。最大20枚を同時にアップロードでき、ZIP圧縮でまとめてダウンロードできる。画像はプレビューを見ながら圧縮率をスライダで指定できる。プレビュー画面では拡大機能が用意されており、細部のクオリティの違いをズームして確認できるのが特徴。試用時には329KバイトのPNGファイルが80Kバイトに圧縮された。インターフェースは日本語に切り替えられる。同じエンジンを使用した「Compress PNG」という別サイトも存在する。
JPGとPNGに対応。「TinyJPG」「TinyPNG」という2つのサービスがあるが、対応フォーマットも含めてサイト名以外の相違は見られない。最大20枚を同時にアップロードできる。圧縮率は固定されており、試用時には337KバイトのPNGファイルが80Kバイトに圧縮された。画像はローカルへの保存のほかDropboxに直接保存することも可能。オンラインでのプレビュー機能を備えないため、加工前後の画像比較はローカルで行う必要がある。インターフェースは英語。ファイルサイズの上限は5Mバイト。
JPG、PNGのほか、GIF、SVGにも対応。アップロード、ダウンロードともに1枚ずつ行う仕組みで、加工前後の画質をオンラインで比較できるが、圧縮率そのものは固定されており調節はできない(JPGとPNGは非可逆圧縮にも対応)。試用時には337KバイトのPNGファイルが91Kバイトに圧縮された。画像はローカルへの保存のほかGoogleドライブ、Dropboxに直接保存することも可能。インターフェースは英語。ファイルサイズの上限は10Mバイト。
JPG、PNGなどに対応。複数のファイルを同時にアップロードでき、ZIP圧縮でまとめてダウンロードできる。圧縮率は固定されており、試用時には328KバイトのPNGファイルが83Kバイトに圧縮された。オンラインでのプレビュー機能を備えないため、加工前後の画像比較はローカルで行う必要がある。無料版では機能が大幅に制限されており、ファイルサイズの上限は1Mバイトと小さいほか、URL指定での画像読み込みやリサイズ機能、およびDropboxへの直接保存オプションといった有料版限定の機能は利用できない。インターフェースは英語。
JPG、PNGのほかGIFに対応(ただし加工後のファイルはすべてJPGとなる)。複数のファイルを同時にアップロードでき、ZIP圧縮でまとめてダウンロードできる。圧縮率をスライダで指定できる。加工前後の画像を左右に並べて比較できるが、拡大表示する機能はなく、またプレビュー時には縦横比にかかわらず正方形の画像として表示される。試用時には337KバイトのPNGファイルが115Kバイトに圧縮された(デフォルトの圧縮率20%の場合)。インターフェースは英語。ファイルサイズの上限はドラッグ&ドロップでの読み込み時は6Mバイト、直接指定する場合は9Mバイト。
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