サムスンが、18.4インチタブレット「Galaxy View」を発表した。移動時の動画視聴などを意識して設計されている。
韓国技術大手のサムスンは9月初頭にベルリンで開催された見本市IFAでGalaxy Viewのティーザー動画を披露していたが、米国時間10月28日のブログには、この超大型タブレットを複数のアングルから撮影した写真が掲載されている。
サムスンは2015年に個性的な端末をいくつか発表しており、Viewはそのような製品の1つである。メディアアプリ専用のホーム画面が用意された動画中心のインターフェースには、製品に対する同社のビジョンが明確に反映されている。これは、動画を決まった場所で視聴しないユーザー向けのホームエンターテインメント端末であり、現時点でそのような製品は、間違いなく他には存在しない。
Galaxy Viewは、1920×1080解像度のフルHDディスプレイ、2.1メガピクセルの前面カメラを装備する。内部には、1.6GHzの8コアプロセッサと2GバイトのRAMが搭載されている。5700mAhのバッテリを搭載し、8時間の動画再生が可能とされている。32Gバイトまたは64Gバイトの内蔵メモリを搭載し、microSDカードによって容量を増設できる。
Googleのモバイルソフトウェアの最新版「Android Marshmallow」でなく、1つ前の「Android 5.1」(開発コード名「Lollipop」)を搭載する。
サムスンはViewを、「市場最大サイズのAndroidモバイル端末」としている。重量は2.65kgで、平均的なスマートフォンやタブレットと比べると「モバイル性」に欠けるのは間違いない。タブレット背面に持ち手を付けることによってポータブル性が高められており、キックスタンドによって支えなしで立てた状態にすることができる。
価格や提供地域/開始日はまだ発表されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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