UPDATE Twitterは米国時間10月27日、第3四半期決算(9月30日締め)を株式市場の取引終了後に発表した(PDF)。10月に入ってJack Dorsey氏が正式に最高経営責任者(CEO)に就任して以来、初めての四半期決算となった。
同ソーシャルネットワークの純損失は1億3200万ドル(1株あたり20セント)だった。
非GAAP利益は1株あたり10セントで、売上高は前年同期比58%増の5億6900万ドルだった。
ウォール街の予測は、売上高5億5900万ドル、1株あたり利益5セントだった。
しかし、Twitterについてはこれまで同様、アナリストらが最も関心を寄せるのは、ユーザー数の増加と月間アクティブユーザー数(MAU)である。
Twitterによると、同四半期のMAUは3億2000万人(80%がモバイルから)だったという。アナリストらの予測は3億2400万人だった。第2四半期末時点の全世界におけるMAUは約3億1600万人だったため、Twitterは、第3四半期に400万人しかアクティブユーザー数を伸ばせなかったことになる。
成長は鈍いが、それでもTwitterのMAUは、前年同期比で11%増加している。
Twitterは現四半期について、売上高を6億9500万〜7億1000万ドルとの見通しを示した。これは、ウォール街の予測である7億4100万ドルを下回る値となっている。
Dorsey氏は、自身がCEO就任後に示した3つの主要重点項目に関するTwitterの進歩に満足していると用意された声明で述べた。
「同四半期も引き続き堅調な財務業績を達成し、より統制のとれた実行を確実にすること、サービスを簡素化すること、当社プラットフォームの価値をさらに優れた方法で伝達することという3つの重点項目のすべてについて意義のある進歩を遂げた」とDorsey氏は述べた。「最大の成長機会であるとわれわれが捉えている『Twitter』『Periscope』『Vine』に関するいくつかの大きな賭けを中心に、今後の計画と組織の簡素化を実施した」(Dorsey氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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