デスクワークに欠かせないコーヒーだが、淹れたては熱くて飲みにくいのに、普通のカップや紙コップだとすぐに冷めて飲みごろを逃してしまう。保温マグでも、早すぎると熱く、仕事に追われて飲み忘れるとぬるくなり、適温で飲むことは意外と難しい。
そこで、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中のスマート保温タンブラー「Ember」を紹介しよう。文字通り、温かい飲み物を最適な温度のまま保ってくれる。
Emberは、熱の逃げくい構造で飲み物を保温するのではなく、内蔵ヒーターで温度を維持する。そのため、単純な保温タンブラーだと温度が徐々に下がってしまうが、Emberは適温を長時間保ってくれる。
設定温度は、本体下部のダイヤルで変更する。指定した温度は側面のディスプレイに表示され、分かりやすい。Bluetoothでスマートフォンと連携させると、アプリやスマートウォッチでも温度を設定できる。
Emberは、飲み物を冷やす仕組みも搭載しており、適温まで下がる時間が一般的な保温タンブラーに比べて早いという。慌てて飲んで、火傷する失敗を減らせそうだ。
飲み口はプッシュ式になっていて、閉じておけば飲み物をこぼす心配がない。さらに、開けるとどの向きからでも飲めるので、持ち方を気にする必要がなく使いやすい。
内蔵バッテリへの充電は、専用コースターに置くだけ。フル充電で約2時間の保温が可能。
Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間10月27日16時)でキャンペーン期間は3週間以上残っているが、すでに目標の3倍を超える約15万ドルを集めている。
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