秋も深まり、紅葉や初雪の便りも届き始めた。オフィスの窓から楽しめた緑もすっかり色あせたので、観葉植物でも部屋に置こうかと思いつつ、水やりや温度管理で失敗したり、猫にいたずらされたりして駄目にしてしまうのは目に見えている。
しかし、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で見つけたスマートフォンと連携する「Biopod」なら、手間なくデスクで緑を楽しめそうだ。
Biopodは、水槽のような容器内にマイクロハビタットを作れるキット。温度センサと湿度センサを備え、LED照明やヒーター、霧吹き、通気機能などで植物や動物に適した環境を自動的に維持する。
無線LAN(Wi-Fi)でスマートフォンと連携し、アプリからBiopod内の環境を管理できる。
使い始める場合は、内部に土や水、肥料などを入れ、アプリで育てる植物や動物の種類を選ぶ。あとはBiopodが環境を保ってくれるので、基本的に眺めて楽しむだけでよい。
純粋に草や苔などの植物を愛でてもよいし、野菜やハーブを作って収穫してもよい。可愛らしいカエルやトカゲを育ててもよいだろう。
ビデオカメラも搭載しており、インターネット経由でBiopod内の映像が見られる。外出していても、ペットのトカゲのようすを確認できれば安心だ。外部からアプリで操作することも可能。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月4日まで。記事執筆時点(日本時間10月23日17時)で、目標金額3万カナダドルの9倍を超える約28万カナダドルの資金を集めている。
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