Microsoftのコーポレートバイスプレジデントで、「Windows」チームの主要メンバーであるJoe Belfiore氏が、2015年11月から1年間の休暇を取る計画を明らかにした。
Belfiore氏はFacebookを通じてこの計画を発表した。同氏の投稿によれば、この決断をした理由は、家族と過ごす時間を増やしたかったからだという(ただし、1年の休暇が終われば、Microsoftに戻ってくると断言している)。
Belfiore氏はこれまで25年間にわたりMicrosoftに在籍し、さまざまや役職を務めてきた。
Belfiore氏の現在の業務は、Windowsのユーザー体験をさまざまなデバイスで提供するための製品開発の統括だ。これには、シェル、タスクバー、デスクトップ、各種設定のほか、「Internet Explorer」や「Microsoft Edge」、コミュニケーション機能、写真、音楽、動画、地図などのアプリ、それにコンバーチブルデバイス向け機能の「Continuum」が含まれる。さらに同氏は、「Windows Phone」や「Windows Media Center」チームの管理も担当してきた。
Belfiore氏の不在が、Windows搭載スマートフォンに対するMicrosoftの長期的な取り組み(取り組みがなされない可能性も含めて)に関して、何らかの手がかりを与えるものなのかと一部では疑問視されている。Microsoftが「Android」への関心を高めていることを同社の複数の幹部がはっきり認めている中(現段階では「プランB」にすぎないが)、筆者に指摘できるのは、Belfiore氏の不在が、Windows Phoneを愛好する一部の人たちに不安を抱かせているという点のみだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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