トレンドマイクロは10月21日、Hewlett-Packard(HP)のセキュリティ事業の一部であるTippingPoint部門の買収に関する正式契約を締結したと発表した。
TippingPoint部門は、世代侵入防止システム(NGIPS:Next Generation Intrusion Prevention System)と、ネットワーク関連のセキュリティソリューションを所有するHPのセキュリティ事業の一部。契約は、2015年第4四半期末までに完了する予定。
トレンドマイクロは2014年以来、TippingPointと戦略的パートナーシップを結んでいる。同社によると、今回の約3億ドルの契約によって、セキュリティ技術、知的財産、業界の専門知識に加え、多くの優良顧客を取得するという。
また、TippingPointにはセキュリティに関する専門チームであるDigital Vaccine Labsが含まれており、多くの研究者のコミュニティによる知見を結集することで、ゼロデイ攻撃の脆弱性発見を推進するゼロデイイニシアティブを確立できるという。研究者の専門性と技術を、Trend Micro Smart Protection Networkとトレンドマイクロのスレットリサーチチームに融合させることで、セキュリティソリューションの強化を図る。
さらに、エンドポイントからネットワーク、データセンター、クラウドにまでわたるダイナミックな脅威防御ソリューションのセキュリティプロバイダとしての地位を確立できるとしている。
侵入防止機能と侵害検知機能を融合することにより、トレンドマイクロは巧妙化された攻撃を阻止するための多層防御によるアプローチを開発。不正アクセスが発生したとしても、ソリューションは、ネットワークがさらなるダメージを受ける前に、ただちにエクスプロイトを検知しリスクを低減させるという。
トレンドマイクロでは、今回獲得した資産を融合したネットワークディフェンスユニットを設置し、3500以上の企業ユーザにサービスを提供するとしている。
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