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「OS X El Capitan」レビュー(第2回)--守備範囲広げたSpotlightと強化されたNotes

Nate Ralph (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2015年10月23日 07時30分
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(編集部注:米CNETによる「OS X El Capitan」のレビューを3回に分けて翻訳して公開します。第1回は10月21に公開されています第3回は10月26日に公開されています

 第1回より続く。

「Spotlight」での検索

 Spotlightは「Mac OS X 10.4 Tiger」からのOS Xの主要機能であり、情報の検索を支援するという役割を一貫して果たしてきた。その「情報」というカテゴリはSpotlightの登場以来、大幅に拡大している。「OS X Yosemite」では、検索の対象が「Mac」上の辞書やファイルだけでなくウェブにまで広がり、Wikipediaの情報や位置情報に基づく検索結果も表示できるようになった。「OS X El Capitan」では、Spotlightの機能がさらに進化している。「weather in Tokyo」(東京の天気)と入力すると、現在の天気と向こう1週間の天気予報が表示される。自然言語による検索にも対応しており、たとえば「photos I took in Oakland last fall」(昨秋にオークランドで撮影した写真)と入力すると、ユーザーの画像コレクションを検索して、条件に合う写真を見つけてくれる。

 もっと一般的な情報の検索も可能だ。スポーツチームの名前を入力すれば、直近の試合結果と今後の試合日程が表示される。選手の名前を入力すると、情報カードが表示され、その選手の成績を見ることができる。また、選手のTwitterプロフィールや関連ウェブサイト、最近のニュース記事、その選手が映っている動画へのリンクも見つかることがある。

お気に入りのチームがどれだけ好調(あるいは不調)なのかをSpotlightで確認しよう。
お気に入りのチームがどれだけ好調(あるいは不調)なのかをSpotlightで確認しよう。
提供:Nate Ralph/CNET

 Spotlightには非常に広範なナレッジベースがあり、探している情報をうまくウェブから見つけてくれるが、まだ一般的なウェブ検索機能は備えていない。筆者はよく、あまり知られていないトピックについて情報を検索する。たとえば、Amazonで購入したこの「鋭い声で鳴くニワトリを模した犬用玩具」や、昔プレゼントでもらった「あくびをするトトロのおもちゃ」などだ。「Windows 10」の場合は、「Cortana」がブラウザウィンドウを立ち上げて、「Bing」の検索結果を表示する。Macだと、「No results」(検索結果なし)というメッセージが表示されるだけだ。

 ただし、実際にはそうでもない。筆者はOS Xへの完全没入体験の一環として、本記事を「Pages」で執筆している。実行した検索結果は今、この文書の一部に反映されている。Spotlightは几帳面なことが取り柄といったところだ。

機能が強化された新しい「Notes」

 El CapitanではOS Xの中核的な要素に新機能が導入されただけでなく、一部のAppleネイティブアプリにも磨きがかかっている。特筆すべきはNotesだ。この分野には、「OneNote」やEvernoteなど、競合サービスが多い。Notesはこうした競合の足下にも及ばない。ファイルを保存する場所もなければ、音声メモを取る機能もないからだ。しかし、短いメモを取る静かな場所が欲しいだけなら、Notesで十分だろう。

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