「File Shortcut」は、Androidのホーム画面に、さまざまなファイルのショートカットを作成できるアプリだ。写真やテキストファイル、あるいはOfficeファイルやPDFに至るまで、さまざまなファイルをホーム画面から直接起動できるので、頻繁に参照するファイルのショートカットを作成しておくことで、ファイルの参照が容易になる。
本アプリをインストールした端末でショートカットを作成するには、該当のファイルを適当なファイラーアプリで表示させ、「共有」メニューから「File Shortcut」を選択する。ショートカットにつけるラベルおよびアイコンを選択して「OK」をクリックすると、ホーム画面にアイコンが表示される。あとはアイコンをタップすれば、すぐにそのファイルが表示されるというわけだ。
ファイルのショートカットを作る利点は、わざわざアプリを立ち上げなくとも、ダブルタップだけですぐ中身が参照できることだ。通常であれば、ファイラーアプリもしくはそのファイルに関連付けられたビューアアプリを起動し、該当のファイルを探して開くという2ステップが必要になるが、本アプリを使えば、ホーム画面のショートカットをダブルタップするだけで直接起動できる。
こうしたことから、時刻表の写真、家族の写真、タスクを書き留めたテキストファイル、繰り返し観たい動画ファイルなど、さまざまなショートカットをホーム画面に配置しておくことで、参照が容易になる。本体内蔵メモリ内ではなくSDカードに保存されたファイルも対象にできるので、階層が深く探しにくいファイルに一発アクセスする用途にも適している。
ショートカットのラベルは自由に書き換えが可能なほか、アイコンも全8種類から選べるので、見分けもつきやすい。機能はシンプルだが、Androidではありそうでなかったアプリということで、工夫次第で便利に使えることだろう。
>>「File Shortcut」のダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果