Microsoftの前最高経営責任者(CEO)、Steve Ballmer氏が新たな投資を行った。同氏は新しく作成した(その後すぐに認証された)Twitterアカウントで、Twitterの株式を取得したと述べた。
Ballmer氏は次のようにツイートした。「いい仕事だ、@twitter、@twittermomentsのイノベーション、@jackCEO、スリムになり、的も絞られている。ここ数カ月で4%(の株式)を購入して良かった。@alwaleedbinT(サウジアラビア王子)の動きもいい」
このツイートにより、Ballmer氏がTwitterの第3位の株主となり、約3%を保有する同社の新CEO、Jack Dorsey氏より多くの株式を保有していることが明らかになった。サンフランシスコを拠点にマイクロブログサービスを提供するTwitterの最大株主は、同社の共同創設者であるEvan Williams氏で、約6.8%を保有している。
Twitterの広報担当者は筆者に対し、このアカウントがBallmer氏本人のものとして認証されたことを認めたが、出資については明言しなかった。Ballmer氏にコメントを求めたが、本稿執筆時点で回答は得られていない。Bloombergは、Ballmer氏が出資を認めたと報じるとともに、出資額は現在の評価額で約8億4000万ドルになると伝えている。
Ballmer氏がTwitterの新CEOであるDorsey氏とサウジアラビアのAlwaleed bin Talal王子を称賛したことは、Twitterに新たな勢いがあるとのBallmer氏の考えを示唆するものだ。Alwaleed王子は先ごろ、自身と自身が経営する投資会社のTwitter保有株式を5%超に引き上げた。
Ballmer氏が出資者としてどれくらい能動的になるかは不明だ。ただし、同氏が少しでも受動的になるとは考えにくい。
Twitterは先ごろ、従業員の約8%を解雇しており、Ballmer氏がこの規模縮小をよい動きと考えているのは明らかだ。ウォール街はBallmer氏の出資を好感し、Twitterの株価は同氏の発表後に約3%上昇した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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