テスラの「Autopilot」を試す--自動運転機能を搭載した「Model S」の使用感 - (page 2)

Tim Stevens (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年10月16日 08時55分

 自動運転車に関する取り組みを進めているのは、Teslaだけではない。トヨタ自動車、日産自動車、General Motors、Googleといった企業はすべて、2020年までに自動運転車を投入する計画を持っている。「iPhone」メーカーAppleでさえ、部分的に自動運転する電気自動車に取り組んでいると報じられている。自動運転車推進派は、路上での安全が大きく向上されるだろうと述べている。

 総合的に、Teslaのシステムは非常にうまく構成されている。Autosteerは、スムーズかつ手際よく車の流れに対処し、運転者の介入なく完全に停止して発進することができる。他に車が走るなかを運転する際のストレスとプレッシャーを大きく軽減してくれる。ただし、常に注意を払う必要があることを覚えていてほしい。同システムは、必要な場合において、運転者に車の制御を任せるためだ。

 アップデートされたModel SとModel Xは、自動的に縦列駐車することも可能になる。運転者はただ、空きスペースをゆっくりと通過してからAutoparkを有効にするだけでよい。そこからの難しい操作は、車が自動的に処理する。運転者は、手をハンドルから放し、足もペダルから放していてよい。

 Tesla車オーナーは、自分の車のタッチスクリーンディスプレイにアップデートを促す表示が現れないかどうかを注意しておく必要がある。アップデート適用前に、しばらく出かける予定がないことを確認しておこう。同ソフトウェアアップデートのダウンロードには2時間以上が必要となる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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