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カスペルスキー、総合セキュリティソフト新版を提供--MacとAndroidにも対応

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 カスペルスキーは、個人向け総合セキュリティソフトの新版「カスペルスキー 2016 マルチプラットフォーム セキュリティ」を発売する。カスペルスキー・オンラインショップでは10月15日から、店頭では11月12日から。価格は1年1台のダウンロード版で3980円、パッケージ版で4860円。

 新製品は1つのパッケージにWindows版、Mac版、Android版の3つを搭載。Windows 10、OS X El Capitan(10.11)という最新OSに対応するとともに、Windows版にはウェブトラッキング防止、システム変更コントロール、Mac版ではネット決済保護、Android版では保護者向けの管理機能、カスペルスキー製品のリモートで管理できる「マイカスペルスキー」などを搭載している。


カスペルスキー 代表取締役社長 川合林太郎氏

 代表取締役社長である川合林太郎氏は、「日本のインターネット利用者は、インターネット利用への不安感を『全く不安は感じない』の回答比率が3.5%と他国に比べ漠然とした不安を持っている人の割合が圧倒的に高い」と現状を解説。「その一方でセキュリティソフトには、(使うと)重くなる、煩わしい、高い、わからないといった使いたがらない理由があるうえ、自分は大丈夫だという根拠のない自信を持っている人が多いようだ」(川合氏)

 同氏は続けて「実際に調べてみると、当社製品をはじめ日本で提供されている主要セキュリティソフトは起動までの時間が6秒以下。バックエンドではブラウザにチェック、プラグインのチェック、メール送受信の際のチェック、ファイルダウンロード時のチェックなどさまざまなことをやっている」とユーザーを守るための機能を充実させながら、動作は軽くなっているとアピールした。

 自社の強みとして、解析結果を照会するサイトLogbookを紹介し、「製品を作るだけでなく、バックグラウンドで脅威の分析、解析活動を常時展開しているからこそ、効果を出せる。こういうことができていない会社がセキュリティ製品を提供していけるのかは疑問」と自社で行っている分析、解析業務が製品を支える重要な要素になっていることを強調した。

ウェブカメラでの盗み見も防止

 新版には、セキュリティ機能としてウイルス対策、危険サイトブロック、個人情報漏えい防止、アプリケーション対策など多彩な機能をオールインワンで搭載した。「新機能として、ユーザーが意図しないうちにブラウザの設定を変更する事態を防ぐ、システム変更コントロールを搭載。無料ソフトをダウンロードしているうちに、設定が変更され、ブラウザのトップページが変更されているといった事態を防ぐ」(製品本部 プロダクトマーケティング部長 田村嘉則氏)

田村嘉則氏
カスペルスキー 製品本部 プロダクトマーケティング部長 田村嘉則氏

 金銭に関するセキュリティ被害から守るために、Windows版に搭載されていたネット決済保護機能をMac版にも搭載し、アカウントの乗っ取りによる不正送金を防ぐ。詐欺サイトや偽サイトからの被害を防ぐために、フィッシング対策機能を改善し、SSLサーバ証明書を取得した偽サイトをブロックする機能を搭載した。

 プライバシー保護のための新機能としては、ウェブ上の行動が追跡されるのを防ぐ「ウェブトラッキング防止」機能を搭載。ユーザーのウェブ閲覧行動に関する情報送信を防止する。あるプログラムがPCに搭載されるウェブカメラにアクセスすると、ポップアップで通知することでウェブカメラによる私生活の盗み見を防止する。不審なアクセスがあった場合には、ワンクリックでブロックする。

 個人データや子どもに対しては、身代金要求型マルウェアである“ランサムウェア”によって改ざん、暗号化された個人データをロールバックし、ロックされたPC画面やキーボードを開放。Android版にも保護者による管理機能を搭載した。

 iOS用に無料版の「Kaspersky Safe Browser for iOS」を提供し、悪意あるサイトやフィッシングサイト、詐欺サイト、偽サイトをブロックする。「このソフトに関しては、無償で提供していることからテクニカルサポートは行わない」(田村氏)

 使いやすさのために、保護状況をリアルタイムにリモートで確認できる、ウェブポータルサイトのマイカスペルスキーを提供。スキャン、ウイルス定義ファイルの更新、ライセンス管理をリモートで実現する。ユーザーインターフェースの改善、パフォーマンスの最適化なども図っている。


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