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スマートな温度管理で調理の失敗をなくす「Range Dial」--スマホ連携も

 料理で一番難しいのは、火加減の調整と加熱時間の見極めだと思う。ステーキで外側を香ばしく焼き上げつつ内部をジューシーに保つつもりなのに、しっかり火を通そうとした結果、真っ黒で歯応えがありすぎる肉の塊ができたりする。

 そんな失敗も、素材や料理の種類に応じて適切な調理温度を管理してくれるスマートデバイス「Range Dial」があれば心配いらない。現在、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中だ。


適切な温度管理で料理をサポート(出典:Kickstarter)

 Range Dialは、ダイヤル型のコントローラで料理の種類を選び、専用の料理用温度計を肉や魚などの素材に刺して使う。温度の推移から調理の進み具合を判断し、ブザーを鳴らして知らせてくれる。


火の通り具合が外から分かる(出典:Kickstarter)

 単体で使用することも可能だが、Bluetoothでスマートフォンと連携させると、ダイヤルの選択位置に応じた設定を細かく調整できる。もちろん、調理終了はスマートフォンの通知で分かる。さらに、温度などの情報はスマートフォン経由でインターネット接続した別のデバイスから確認可能。

 本体には、温度計を2つ接続できるようになっている。2種類の料理を同時に作る際に温度管理できるほか、肉の内部とその周囲の温度を同時に確かめることにも使える。

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間11月13日まで。目標金額の6万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間10月14日13時)で約1万6000ドルの資金を集めている。

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