糖尿病は、失明や腎機能低下など重大な合併症を引き起こす恐ろしい病気。重くならないようにするため食事に注意し、糖質の摂取量をコントロールすることが大切だ。
そんな糖尿病との付き合いを多少なりとも楽にしてくれるスマートデバイス「Easycarb」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援を募集している。
Easycarbは、専用のキッチンスケールとスマートフォン用アプリで食事に含まれる糖質の量を計測できるシステム。
スケールに載せた食物の重さデータがBluetooth経由でスマートフォンに伝えられ、ユーザーの選んだ食べ物の種類情報から含まれている炭水化物(糖質と食物繊維の総量)や食物繊維などの各種栄養素の重さが計算される。
アプリは糖質の摂取量を記録しており、インスリン注射のタイミングをアドバイスしてくれる。専用スケールはバッテリで駆動しコンパクトなので持ち運びやすく、外食時なども欠かさず糖質をコントロールできる。
摂取記録はPDF形式のレポートにまとめられるので、医師の診察を受ける際に確認してもらうとよいだろう。
Indiegogoでの目標金額は9万ドル。記事執筆時点(日本時間10月5日11時)で約9500ドルの資金を集めている。キャンペーン期間の残りは26日間。
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