トランスリミットは10月1日、“描く”脳トレアプリ「Brain Dots」において、ユーザーが新たなステージを作ることができる「ステージビルダー機能」を追加したことを発表した。これにあわせてBrain Dotsは、ユーザーが作りユーザーが遊ぶプラットフォームに生まれ変わるとしている。
Brain Dotsは、なぞって線や図形を自由に描き、赤と青の2つのボールをぶつける脳トレゲームアプリ。どのようにボールを移動させ、2つのボールをぶつけるかを思考しながらゲームを進めるため、プレイヤーの分析力や発想力がステージクリアの鍵になる。
現時点でステージは500以上用意されており、プレイに使用できる特性の異なるペンを駆使しながら徐々に難しくなるステージを進めていく。ペンはある一定の条件を満たすことで追加される。プレイ中のゲーム画面は録画されており、クリア後や失敗した際には自分のプレイ動画を見直したり、SNSで共有したりできる。
新たに追加されたステージビルダー機能は、ユーザーがBrain Dotsのステージを構成するさまざまなパーツを自由に移動、変形、配置することで、新たなステージを作れる機能。作ったステージは、作者がクリアすると公開できるようになり、世界中のユーザーがそのステージに挑めるようになる。ステージを遊んだユーザーは、そのステージをお気に入りに登録したり評価したりできるという。
トランスリミット代表取締役社長の高場大樹氏によれば、500種類以上のステージを用意してもヘビーユーザーはすぐにクリアしてしまい、追加のステージを求める声が多かったという。「これからも運営がステージを作り続けるよりも、ユーザーが自身でステージを作って遊べる環境を用意した方が、Brain Dotsの可能性を引き出してくれると判断した」(高場氏)。運営が作るステージはあくまでも基本形であり、ユーザーが作るステージはその応用系という位置付けになるという。
Brain Dotsは、7月6日のアプリ公開からわずか1カ月で1000万ダウンロードを達成。8月6日時点では、全ユーザーに対する海外比率は96.25%を占めていた。アクティブユーザーのアプリ平均滞在時間は1日に約30分、全ユーザーの総プレイ回数は連日1億回を超えていたという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)