Microsoftは9月24日、モバイルアプリ「Invite」を発表した。モバイル端末上で会議などのスケジュールを組むことができるもので、まずはiOSに対応、米国とカナダでローンチする。プラットフォームと地域は順次拡大する。
InviteはMicrosoftの社員が新しいアイデアをプロジェクトにするラボ的な場である「Microsoft Garage」で開発された。複数人のスケジュールを調整する手間を簡素化することを目的とする。社外の取引先など相手とカレンダーを共有していない場合でも、複数の候補を送り相手がこの中から選択をすることで全員のスケジュールを組みやすくする。
具体的には、スケジュールしたい時間の候補をいくつか決めて参加者を招待する。Inviteを利用している場合プッシュ通知で、それ以外の場合は電子メールの形式で相手に通知され、受け取った人はアプリまたはブラウザを利用して自分に都合のよい時間を選択する。全員が回答したら、最善の時間を設定して「Send Calendar Invites」をタップすることで、参加者のカレンダーに反映させることができる。
Inviteはさまざまな電子メールクライアントで利用できるが、よくやりとりするリストが表示されたり、「Office 365」から直接Inviteからのミーティングへの招待を受けたり拒否することができるなど、Office 365の法人や教育向けサブスクリプションと相性がよいとMicrosoftは述べる。Office 365以外にも、Outlook.com、Gmail、Yahoo Mailなどのメールサービスでも利用できる。
同日、米国とカナダでiOS向けのアプリを公開した。今後、「Windows Phone」と「Android」にも対応予定で、提供地域も増やすという。
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