同技術の最も明らかな応用分野はビデオゲームであり、開発者らは、テレビや携帯端末向けに現在制作しているようなフラットな2次元の世界ではなく、没入型の3D環境を創造することができるようになる。Oculusは、早期購入者に多数の仮想世界を提供するべく、複数のゲーム開発企業と提携済みだ。例えば、セガ、Midway、ナムコと提携し、「Pac-Man」のような昔ながらのゲームを同ヘッドセット向けに提供する。
Oculusは、人気の高いビデオゲーム機「Xbox」に同社技術を適応させるためにMicrosoftとも提携している。また、ヒット映画やテレビ番組を同社製品に取り入れるために、Netflix、20th Century Fox、Lionsgateといったメディア企業とも提携している。
Oculusは、コンピュータと連動する別の同社製ヘッドセット「Oculus Rift」を消費者にとってさらに魅力的な製品にするため、Alienware、Dell、Asusなどの企業と提携し、VRのゲームやエクスペリエンスに対応することが保証されているPCを販売すると述べた。Oculusによると、そのようなPCの一部は、1000ドル未満の価格になる予定だという。
またOculusは、Riftヘッドセット用に開発したタッチコントローラについても詳しく説明した。同コントローラを2016年半ばまでに消費者に提供し、対応するゲームやエクスペリエンスが用意される予定だと同社は述べた。そのような製品の1つが「Toy Box」というもので、ブロックを積み上げたり、ボールを投げたり、銃を撃ったりすることができるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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