Pebbleはこの数カ月のうちに、既に2種類の新しいスマートウォッチをリリースしている。そして今回、さらにもう1つ、新しいスマートウォッチ「Pebble Time Round」を発表した。丸型でとにかく小さく、薄い。盤面は小さすぎるのではないかとさえ思えるほどだ。しかし、それよりも衝撃的なのは、あり得ないほどの薄さだ。
2015年11月に発売される予定だが、Pebble、Best Buy、Target、Amazonですでに先行予約を受け付けている。240ドルという価格は、「Pebble Time Steel」と同じで、「Pebble Time」よりは高い。
円形のディスプレイとデザインが、製品の特徴である。ボタンはこれまで通り、右側に3つ、左側に1つあるが、配置が従来と異なる。これまでの製品よりも、見た目はスマートウォッチらしくない。そして、非常に大きな円形ベゼルに囲まれた新しい円形のカラー電子ペーパーは、小さく見える。
同社最高経営責任者(CEO)を務めるEric Migicovsky氏は「カラー電子ペーパーの画面、内蔵マイクを使った音声レスポンスなど、備える機能はPebble Timeとほぼ同じ」と述べる。
Time Roundでは、これまでの「Pebble」アプリがすべて実行可能で、同じOSが搭載されており、未来や過去のイベントを「timeline」機能で表示する。そして「Android Wear」搭載ウォッチにみられるような、円形ディスプレイを採用している。このディスプレイを最大限に活かすには円形の盤面向けに最適化されたアプリが必要だが、開発者の労力はそれほど大きくなく、古いアプリも自動的に円形ディスプレイに適応すると、Migicovsky氏は述べている。
Roundにも、新しいPebble Timeモデルと同じマイクが装備されており、「Android」搭載スマートフォン(または、「iOS」上の「Google」アプリ)に接続している場合に音声メモを録音したり、簡単な返信を音声入力したりすることができる。ただし、これまでのPebble製スマートウォッチの防水性はない(防水性能は3ATMではなくIPX7である)。
バッテリ持続時間も影響を受けている要素の1つだ。これまでのPebble製スマートウォッチは7日間以上だったのに対し、Time Roundは2日間である。
カラーバリエーション、シルバー、ブラック、ローズゴールドの3種類。すべてステンレススチール製で、ディスプレイはガラス製だ。ベゼルやストラップの多様なデザインが用意されており、ストラップは20mmまたは14mmが選べる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果