記事で紹介する情報を探していたところ、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で見慣れた顔に目が留まった。これは英国王室のエリザベス女王ではありませんか。在位期間が63年7カ月を超え歴代君主の在位最長記録を先日更新したことを祝い、ロンドンのCandy Mechanicsが女王陛下のご尊顔をかたどって作ったロリポップ(ペロペロキャンディー)だ。
Candy MechanicsがKickstarterでキャンペーンを開始したのは、エリザベス女王のロリポップを量産して売り出すためでない。そもそも同社は、リアルな顔型ロリポップのオーダーメイドを請け負っており、集めた資金で商売を拡げる予定だという。
顔型ロリポップの製作は、本人の顔を3Dスキャンすることから始まる。そして生成した顔の3Dデータを3Dプリンタで出力して樹脂の型を作り、ここにチョコレートを流し込んでピーナッツやドライフルーツなどを振りかければ完成だ。
ぜひ試したいと思ったものの、顔をスキャンするにはロンドンのサマセットハウスまで行かなければならないとのこと。最近は手軽に使える3Dスキャナが増えてきたので、将来的に自分でスキャンした3D顔データを送って注文できるようになるとよい。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間10月9日まで。目標金額の1万5000ポンドに対し、記事執筆時点(日本時間9月11日11時)で集めた資金は約1000ポンド。
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