都会の無味乾燥なオフィスで働いていると、緑や動物が恋しくなる。観葉植物は水やりを忘れて枯らしそうだし、犬は世話が大変。猫はキーボードに乗ってくるので、仕事の邪魔になる。
「Herb&Fish CONNECT」なら、手間いらずでオフィスに“うるおい”を与えられる。現在クラウドファンディングサービスKickstarterで支援募集中だ。
Herb&Fish CONNECTは、球形の水槽の上がプランターになったデザイン。昔懐かしい金魚鉢に植木鉢がついたと思えばよい形をしている。一度に植物と魚の両方を愛でられる。
水槽にプランターとは不思議な組み合わせだが、理にかなっている。魚の糞はバクテリアに分解されて植物の栄養として使われるので、肥料を与える回数を減らせる。水槽から供給される水のおかげで、もちろん水やりは不要。しかも、水槽の水を長く清潔に保てるから、水替えも少なくて済む。植物が光合成に使う光は、上部のLEDライトから与えられる。
そして、Herb&Fish CONNECTという名前のCONNECTは、スマートフォンとの連携を意味している。スマートフォンのアプリでは、LEDライトの光量調整、水槽エアーポンプの制御や作動スケジュール設定、水の温度確認が可能。また、水の温度が適切な範囲から外れたり、餌やりや水替えのタイミングを忘れたりすると、通知して気付かせてくれる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間10月3日まで。目標金額の4万5000ニュージーランドドルに対し、記事執筆時点(日本時間9月4日16時)で約4500ニュージーランドドルの資金を集めている。
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