格安SIMなど通信量の上限がタイトな環境では、データの通信量はつねに気になるところ。こうした場合、通知領域にデータ通信量や速度を表示できるアプリを導入しておけば、Androidの画面を上から下へとスワイプするだけですばやく通信量の合計が把握できる。多くのアプリはリアルタイムの通信速度も合わせて表示してくれるので、回線のパフォーマンスをチェックできるほか、Wi-FiのつもりがうっかりLTE/3Gで通信しているなどのミスも早期に発見できる。
今回は、こうしたAndroidの通知領域にデータ通信の状況を表示するアプリをまとめて紹介しよう。アプリによっては通知バーにリアルタイムの通信量を表示できたり、アプリごとの通信量を把握できたりと、さらに便利な機能を備えている場合もあるので、好みに応じて使ってみてほしい。
リアルタイムの通信速度(KB/s)に加え、モバイルとWi-Fiそれぞれについて月間の通信量の合計(MB)、および最大速度(KB/sまたはMB/s)を表示する。アプリの画面からはこれらの情報に加えてアプリごとの通信量を日別、週別、月別、年別に表示できる。通信量の上限も設定可能。通知バーに通信速度を表示することも可能。表示は英語。
>>「Network Monitor」のダウンロードページ
リアルタイムの通信速度(KB/s)を上りと下りに分けて表示するほか、携帯回線とWi-Fiそれぞれについて月間の通信量の合計(MB)を表示する。Wi-FiはSSID名も表示。アプリの画面からは月間通信量を日別および回線種別ごとに表示可能。通知バーに通信速度を表示することも可能。アプリごとの通信量表示は有料のPro版でのみ提供。表示は日本語。
>>「Internet Speed Meter Lite」のダウンロードページ
現在接続中の回線(3GもしくはWi-Fi)について、リアルタイムの通信速度(bps)、当日および今月の通信量(KB)を上りと下りに分けて表示する。アプリの画面からはこれらの情報に加えてアプリごとの通信量を時間帯別、日別、週別、月別、年別に表示できる。ログの書き出し機能も備える。通信量の上限を設定して警告するなどの機能はない。表示は日本語。
>>「リアルタイム通信監視」のダウンロードページ
通信中のアプリ名を表示し、上りと下りの通信速度(Mbps)を表示する。日別や月別など期限を区切って通信量の合計を表示したり通信量の上限を設定して警告するなどの機能はなく、リアルタイムの通信速度の表示に特化したアプリ。更新の間隔(デフォルトでは5秒)を空けてバッテリの消耗を抑える機能も備える。表示は英語。
>>「NetLive」のダウンロードページ
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