Microsoftが新たにリリースした「Windows 10」は、デスクトップOSのシェアで着実に第4位につけていることが、米国時間9月1日に公開された統計値で明らかになった。
NetMarketShareによると、2015年8月にデスクトップOSによって生成されたすべてのウェブトラフィックのうち、Windows 10は5.21%のシェアを獲得したという。Windows 10は、2014年10月からテクニカルプレビューとして提供されていた。しかし、「Windows 7」および「Windows 8.1」ユーザーへの無料アップグレードとして7月29日に提供開始されるまで、NetMarketShareの統計にはほとんど現れていなかった。
すべてのデスクトップOSのうち、Windows 10の8月のウェブトラフィックは4位で、Windows 8.1、「Windows XP」、Windows 7を下回ったが、「Windows 8」および「OS X Yosemite」は上回った。
これまでのところ、リリースから同様の期間で見ると、Windows 10の導入はWindows 8を大幅に上回っている。NetMarketShareによると、Windows 8は2012年10月26日の正式リリース後、2012年11月のウェブトラフィックでわずか1%のシェアを獲得するにとどまった。その後もシェアの上昇ペースは緩やかで、5%に達したのは2013年6月になってからのことだった。
Microsoftは当然ながら、Windows 10がすぐに受け入れられていることもアピールしてきた。リリースからわずか数日後の7月30日、同社はWindows 10がすでに1400万台のデバイスに搭載されていると述べた。それから約1カ月後の8月26日には、全世界で7500万台を超えるデバイスにインストールされたと述べた。
すべてのデスクトップOSの中で、Windows 7は8月も首位を維持し、ウェブトラフィックのシェアは57.67%だった。続いてWindows XPが12.14%、Windows 8.1が11.39%となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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