既婚者向け出会い系サイトAshley Madisonの運営会社であるAvid Lifeは米国時間8月31日付けの声明で、この1週間で同サービスに新規登録した会員は数十万人に上ったと述べた。Avid Lifeはまた、「Ashley Madisonが存続の危機に瀕していると予測した」報道内容が「甚だしい誇張」であるとけん制するとともに、ハッカーによる顧客情報の流出問題に対処しつつ、日常業務を継続していると述べた。
Avid Lifeは、自社の評判が傷ついたにもかかわらず、もしくは、おそらくそれ故に、Ashley Madisonの会員数に関する主張を続けている。同社は最新の声明で、膨大な数にのぼる女性会員アカウントが偽物だったと伝えた8月27日付けのGizmodoの記事を批判した。Avid Lifeはこの主張が誤りであるとして、代わりに実際にサイトを利用している女性会員の数を明らかにした。
同社によると、この1週間に登録された数十万人の新規会員のうち、女性は8万7596人だったという。また過去1週間に、同サービス上で女性会員が発信したメッセージは280万件を上回った。
Avid Lifeは、「さらに、2015年前半に当社のサービスを利用して女性とコミュニケーションするために料金を支払った男性会員の数に対し、アカウントを活発に利用した女性会員(女性会員はAshley Madison上で男性とメッセージのやりとりをする際の料金の支払いは不要になっている)の数は1.2対1だった」と述べた。「こうした数から、秘密の関係を求めている人々にとって、Ashley Madisonが一番人気のあるサービスである主な理由が分かる」(Avid Life声明)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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