社内コミュニケーションツールを提供するSlackは、もう一度門戸を広げ、ウェブ上の他の人気アプリとモバイル機器から、より多くのコンテンツとデータを取り入れようとしている。
最新のアップデートで新たに導入される「Add to Slack」ボタンは、1回のクリックでサードパーティー製アプリの組み込みを橋渡しできるよう設計されている。
Slackのチームは米国時間8月25日、ブログで次のように認めている。「だがこれまで、Slack向けのカスタムアプリの共有には問題があった。第三者のコードの入手、サーバの起動、送受信用のウェブフックの設定が、うんざりするほど時間がかかり、多くの作業が必要という問題だ」
だが今後は、開発者がSlackのAPIを利用してAdd to Slackボタンを追加すると、ユーザーは当該アプリを離れることなくコンテンツを共有でき、また当該アプリの通知をSlackに送ることができる。
Add to Slackボタンをすでに導入している第1弾のアプリ13本には、法人向けクラウドストレージサービスの「Box」、Twitterと連携するニュースフィードアプリ「Nuzzle」、さらに「NBC Breaking News」などが含まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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