米国時間8月19日早朝、信頼性が高いリーク情報の提供で知られるEvan Blass氏(@evleaks)が、「『BlackBerry Venice』は、米国の全4大キャリアで11月発売と確定」とツイートした。同氏のツイートには、Veniceのものだという複数の製品イメージもつけられていた。「Google Play」のロゴが表示された画像、電子メール、テキストメッセージ、ソーシャルネットワークの最新情報をすべて一覧できるポータル「BlackBerry Hub」が表示されている画像、「Content Transfer for BlackBerry」という機能の存在を示す画像などがあった。
3月の「Mobile World Congress」でデモが披露されたBlackBerry Veniceは、両サイドがカーブした全面タッチディスプレイを搭載し、底部を下にスライドさせるとキーボードが現れると製品になるとみられている。しかし、最も興味深いのはこの端末がGoogleの「Android OS」を搭載すると伝えられている点だ。
BlackBerry Veniceは、BlackBerryが他社のモバイルOSを採用する最初の端末になるとみられる。これは、BlackBerry OSのてこ入れに努めてきたこれまでの取り組みからは大きくかけ離れた動きであり、同社の弱体化がうかがえる。
Veniceについて、これ以外の詳細はあまりわかっていない。うわさによると、プロセッサは「Snapdragon 808」で、5.4インチのQHD(2560×1440)液晶ディスプレイを搭載し、RAMは3Gバイトだという。BlackBerry Veniceは、この適切な仕様で、OSもAndroidとなれば、以前からあるBlackBerryのハードウェアは好きだが、Androidの機能とアプリを全面的に使いたいという人に最適な1台になるかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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