料理というものは、レシピ通りに作業を進め、火加減と加熱時間さえ間違えなければ誰でもソコソコの結果を出せる。火が強すぎたり、目を離して焦がしてしまったりするから失敗するのだ。そんな失敗は、クラウドファンディングサービスIndiegogoで支援募集中のスマートフライパン「Key Ingredient SmartPrompt Pan」を使えば未然に防げる。
Key Ingredient SmartPrompt Panは、柄の先にスマートフォンのようなタッチパネル付き画面が取り付けられたフライパン。温度センサや煙センサを内蔵しており、Bluetoothでスマートフォンと連携する。
ユーザーは、専用のスマートフォンアプリで200万種類あるというレシピのなかから好きなものを選び、その情報をKey Ingredient SmartPrompt Panに転送すると、フライパンの手元で手順を確認しながら料理できる。
各種センサが火加減や焼け具合をチェックしており、火を強める、弱めるといった指示や、ひっくり返すといった指示を連携するスマートフォンに通知してくれる。これで、離れた場所にいても料理を焦がすといった失敗を避けられるだろう。
使い慣れたフライパンや鍋でこの料理支援機能を利用したい場合は、姉妹デバイスのスマート温度計「Key Ingredient SmartPrompt Probe」を使おう。一見シンプルな料理用の温度計だが、Key Ingredient SmartPrompt Panと同じくスマートフォンと連携し、適切なタイミングで通知を送ってくれる。
Indiegogoでの目標金額は4万ドル。記事執筆時点(日本時間8月7日11時)で集めた金額は約900ドル。
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