ダンボールとスマホだけで料理体験ができる「ダンボッコ キッチン」--カヤックが資金を募集

 カヤックは1月26日、ダンボールとスマートフォンだけで遊べるおもちゃ「ダンボッコ キッチン」のプロジェクトを、サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で開始した。

 ダンボッコ キッチンは、アプリを起動したiPhone本体をダンボールでできたフライパンや鍋、まな板などにセットすることで、料理のリアルな音や質感を感じられるサービス。たとえば鍋でコーンポタージュを煮込んだり、フライパンでオムライスをつくったり、まな板で玉ねぎを刻んだりできる。フライパンを傾けると具材が動く、包丁でトントンすると魚が切り分けられるなど操作も簡単だ。

 ダンボールのキットは接着剤や両面テープを一切使わずに組み立てることができ、角を丸く、強度を考慮した構造になっているため、子どもでも安全に長く遊べるとしている。またダンボールのため、好きな色を塗ったり落書きをしたりできる。アプリは随時更新され、パエリアやポトフなど新たな料理が追加されていくという。

 現在、Makuakeで資金を募集しており、「3000円コース」からダンボッコ キッチン1つと、まな板やフライパン、鍋、コンロ、包丁などの基本キットが手に入る。目標を達成した場合には5月中に発送する予定。同社ではダンボッコ キッチンを、ダンボールとスマートフォンを組み合わせたおもちゃ「ダンボッコ」シリーズの第1弾と位置づけており、今後もシリーズ展開していくとしている。


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