オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンはオンキヨーブランドから、Dolby AtmosやDTS:Xに対応した7.2ch対応AVレシーバー「TX-RZ800」と、同軸2ウェイのDolby Atmosイネーブルドスピーカ「D-309H」を発表した。TX-RZ800の税別価格は15万9000円で、8月下旬の発売。D-309Hの税別価格は6万4800円(2台1組)で、9月上旬の発売となる。
TX-RZ800は、Dolby Atmosに加え、WAV/FLAC/DSDなどのハイレゾ音源や、HDCP 2.2準拠の4K映像パススルー出力に対応。DTS:Xについては、後日ファームウェアによるアップデートで対応する。アップデート時期については、決まり次第サイト上で案内するという。
ノイズ低減のため、デジタルノイズ除去回路「VLSC」を搭載(フロント2ch)したほか、独自の回路設計やオンキヨーカスタムパーツの採用により、強力なスピーカドライブを実現した。無線LAN、Bluetooth機能を内蔵し、対応機器の音楽をワイヤレスで再生可能だ。サイズは高さ201.5mm×幅435mm×奥行き433.5mmで、重量は17kg。
HDMI端子は8入力、2出力を備え、映像入出力は入力にコンポジット×3、コンポーネント×2、出力にコンポジット×1、コンポーネント×1を備える。音声入出力端子は入力にデジタル×5(光×3、同軸×2)、アナログ×8、PHONO×1、出力にサブウーファ×2、アナログ×2(ZONE2/3)、7chプリアウト×1を備え、ヘッドホン端子×1、LAN端子×1、USB端子×1も搭載する。
D-309Hは、2014年発売のDolby Atmosイネーブルドスピーカ「SKH-410」の上位モデル。天井へのスピーカ設置が難しい環境でも、フロアスタンディング型のスピーカの上などに設置して、天井からの反射音をリスニングポジションに届けることで、Dolby Atmosの音響空間の構築が可能だ。
N-OMF振動板を採用したウーファユニットと、バランスドーム型トゥイータユニットを同軸構造にすることで、細かなニュアンスを再現。さらに、音の出口を1点として点音源化させることで、一体感のあるDolby Atmosの音場再生を実現した。
外観には、「D-309」シリーズのブラック色とマッチする、艶のあるピアノフィニッシュ塗装を採用。1台あたりのサイズは、高さ136.5mm×幅142mm×奥行き238.5mm、重量は2.2kgとなる。
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