Star Digital Technologyは7月28日、SIMフリースマートフォン「ONE-FIVE(ワンファイブ)」を10月1日より全国の主な家電量販店にて順次販売すると発表した。
Star Digital Technologyは2011年に設立された中国のベンチャー企業で、中国深セン市に本社を持つ。ハイエンドに特化したスマートフォンを製造するODMメーカーとして、南米やロシアを中心とするキャリアに提供してきたという。
2015年4月からはオリジナルブランドであるONE-FIVEのスマートフォンを中国と香港で販売を開始。続いて10月から日本でも販売を開始する。
同社CEOのDavid Kim(デイヴィッド・キム)氏は、「日本では2015年からSIMフリーが始まる。これをチャンスだと考え、独自のブランドの成功をさせる上で日本に集中することにした。ベンチャー企業として柔軟性を持ち、日本にフォーカスした自社ブランドは、ある程度のポジション獲得できると考えている。これからベストを尽くしたい」と説明した。
日本で展開する端末は、ハイスペックの「F1シリーズ」として2機種と、低価格でシンプルな操作を特長とする「C1シリーズ」の1機種。いずれも高性能でコストパフォーマンスの良さを特長とする。
F1シリーズは、5.0インチの「F1」(市場想定価格:3万4800円)と5.5インチの「F1L」(同:3万9800円)がラインアップする。解像度はいずれも1920×1080のフルHD液晶だ。OSはAndroid 5.1を搭載。CPUはオクタコア1.5GHzで、1300万画素のAFカメラ(リア)とDual SIMスロットを搭載する。8000円相当のイヤホン「SOUL Mini」とオリジナルクリアケースも付属する。
C1シリーズの「C1」(同:1万9800円)は、5インチの1280×720 HD液晶を搭載。OSはAndroid 5.1で、CPUはクアッドコア1.0GHz。800万画素のAFカメラ(リア)、Dual SIM スロットを搭載する。
ONE-FIVEのブランドコンセプトは、5つのコンセプト「COLORFUL(多彩さ)」「YOUNG(若さ)」「FREEDOM(自由さ)」「FUN(歓び)」「BELIEVABLE(信頼性)」を1つのスマートフォンに詰め込んだもの。快適なスマートフォンライフを送ってほしいという思いを込めたという。
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