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スマホと連携する折りたたみ電動自転車「CMYK 4.0」

 都会のちょっとした移動には自転車が便利なものの、坂道が多いと移動だけで体力を使い切ってしまう。そこで電動アシスト自転車の出番だが、電動アシスト自転車はバスや鉄道などと組み合わせての利用が難しい。

 クラウドファンディングサービスIndiegogoで見つけた「CMYK 4.0」は折りたたみ式の電動アシスト自転車なので、街乗りに最適な乗り物ではないだろうか。しかも、スマートフォンと連携してさまざまな機能を提供してくれる。


都会の移動に便利な電動アシスト折りたたみ自転車(出典:Indiegogo)

 CMYK 4.0は重さが約12kgで、ハンドルを倒すなどコンパクトになるので、地下鉄などにも無理なく持ち込める。組み立て、折りたたみも簡単だ。目的地の近くまで公共交通機関で行ってから自転車で移動する、といった使い方に適している。


5秒でたためる(出典:Indiegogo)

 出力250Wのモーターによる電動アシスト機能を備え、坂道も楽に登れる。1回の充電で、30マイル(約48km)のアシスト走行が可能という。アシスト用バッテリの電力を使ってスマートフォンの充電もできる。スマートフォンとBluetoothで通信し、鍵をかけたり外したりすることもできる。


スマホと連携(出典:Indiegogo)

 ジャイロスコープ、加速度計、心拍計、ペダルを漕ぐペースを計測するセンサなどを搭載しており、スマートフォンのアプリと連携させて自転車ライフをスマートにしてくれる。たとえば、平均速度、移動距離、消費カロリーなどのデータが得られ、クラウド環境にアップロードしてPCでも確認できる。

 ナビゲーションも可能で、混雑や事故など注意すべき情報がリアルタイムに表示される。鉄道の駅やバスの停留所が地図に掲載され、時刻表も確認できるので、そのまま自転車で移動するか、それとも交通機関を利用するかを判断しやすい。

 各種センサは走行中に道路の状態をチェックし、ユーザーの追加する情報と合わせてクラウド環境に路面状況データを登録する。このデータはほかのユーザーと共有され、自転車走行に適したルートを選ぶことに活用される。


さまざまなデータを収集(出典:Indiegogo)

 Indiegogoでの目標金額は3万ドル。記事執筆時点(日本時間7月27日13時)でキャンペーン開始から1日も経過していないが、1万ドル弱の資金を集めている。

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