サムスンは現地時間7月27日、業界初となるモバイル機器のワイヤレス充電機能を搭載したモニタ「SE370」を発表した。SE370は、ワイヤレス充電規格「Qi」を採用しており、コードをポートに接続せずに携帯電話を充電できる。Qiには、サムスンの「Galaxy S6」や「Galaxy S6 Edge」のほか、Microsoftの「Lumia」シリーズや、LG、Motorola、ソニーなどの携帯電話の一部が対応している。
充電ポートはモニタのスタンドに組み込まれており、モバイル機器をスタンドの充電エリアに置くだけで充電できる。充電は自動で行われ、充電中であることをLEDライトが知らせてくれる。
画面サイズは23.6インチと27インチがあり、サムスンによると、目に優しく画面を見ることができる機能を備えているという。まずアイセーバーモードは、目にダメージを与え睡眠障害を引き起こす可能性があるブルーライトの影響を抑える。このモードは、周辺環境に合わせて画質を調整し、眼精疲労の抑制も図る。また、通常のモニタにみられるフリッカー(ちらつき)から目を保護するフリッカーフリー機能も備えているという。
SE370はPLS(Plane-to-Line-Switching)方式の液晶パネルを採用し、視野角は178度と広い。また応答時間も4ミリ秒と高速で、画面上の素早い動きにもぼやけやゴーストが生じない。
サムスンは、SE370の発売予定地域や時期、価格については明らかにしなかった。米CNETはサムスンにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」