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Razer、「Android」ゲームプラットフォームの新興企業OUYAのソフトウェアなど買収

Ian Sherr (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年07月28日 08時07分
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UPDATE 独立系開発の世界で注目を集めていたゲーム機開発の新興企業OUYAが、Razerに買収された。カリフォルニア州サンタモニカを拠点とするOUYAが、自社のソフトウェアとアプリストアの売却に合意したと、Razerが発表した。Razerは、コンピュータや付属製品を開発するメーカーで、ゲーマーの間で高い人気を誇る。Razerは米国時間7月27日、OUYAの最高経営責任者(CEO)であるJulie Uhrman氏を除く約15人の従業員を、同社に迎え入れる予定だと述べた。

 OUYAのハードウェア事業は、6月12日に完了した今回の買収には含まれておらず、閉鎖される可能性が高い。

 Razerは、OUYAのアプリストアなどの技術を、「Cortex」という名称の下で他の端末メーカーに提供する予定で、OUYAのゲームパブリッシング事業を完全子会社として運営し続ける予定である。Razerは買収の金銭的条件を開示することは控えた。

 「OUYAは、開発者にさらなる自由を与えることを目的に創設された。そうして、われわれはテレビ向けに初めてのオープンプラットフォームを開発した。そして、1000本を超えるゲームで、他のどのプラットフォームよりも多くのコンテンツと幅広い選択肢を提供した」とUhrman氏は述べた。

 Razerは、OUYAのアプリストアと開発の取り組みを取り込み、大幅に規模を拡大することになると同社CEOであるMin-Liang Tan氏は述べた。OUYAは既に、いくつかの中国製品を含む複数のテレビセットトップボックス向けにアプリストアを提供しているが、Razerのリソースによってさらなる拡大が可能になるとTan氏は述べた。ゲームパブリッシング事業についても同じことが言えると同氏は述べた。

 OUYAは2013年、それまでの製品とは異なる「Android」搭載のゲーム機を発売した。非常に大きな注目を集め、クラウドファンディングキャンペーンによる数百万ドルに加え、シリコンバレーの著名投資家らから1500万ドルの資金を調達した。しかし最終的に、同社のボックス製品や同社の端末上で提供されているゲームを購入する顧客の規模を十分に拡大することができず、苦戦していた。OUYAのゲーム機は、多くの家庭で一般的に見られるようになったインターネット接続テレビボックスの先駆けの1つだった。

 RazerのTan氏は、OUYAブランドのハードウェアゲーム機のサポートを今後12カ月間継続し、その顧客にRazerのゲーム機「Forge TV」への移行を促進するための割引やプロモーションを提供する予定だと述べた。

 Tan氏は、OUYAのパブリッシング事業が、小規模な開発会社にとっての魅力的な選択肢であり続けることを期待し、そのゲームのテストや、他の言語への翻訳および他の国のアプリストアへの対応を支援する。

提供:CNET
提供:CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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