ウェザーニューズは7月27日、中国最大のソーシャル天気を展開する墨迹風雲 (モジフェンユン)(本社:中国北京)とモバイルコンテンツで提携し、スマホアプリ「墨迹天気(モジテンキ)」の共同サービスを展開することで合意したと発表した。
墨迹天気は2009年5月に提供を開始。現在の総ダウンロード数は4億、月間ユーザー数8000万で中国で最も人気のあるソーシャル天気アプリだという。ウェザーニューズは、墨迹天気に寄せられる世界の気象情報や空の写真を予測に反映し、より精度の高い天気予報を提供していくほか、独自の画像解析システムを活かしてPM2.5や黄砂予報など中国現地のニーズに合わせたサービスの提供も実現するとしている。
ウェザーニューズは、5月に北米最大のソーシャル天気会社「Weathermob」のアプリ事業を買収し、6月には世界最大級の気象観測網を展開するフランスの家電メーカー「Netatmo」と気象データで提携した。今回の墨迹風雲との提携は、個人向け事業の世界展開をさらに加速させる提携という。
レーダーや衛星など全世界の観測データに加え、近年急速に広がっている個人から発信される気象情報や空の写真を予測に反映し、世界最大の気象情報会社として最高品質の気象情報の提供を実現するとしている。
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