ソフトバンクのロボット「Pepper」の販売が好調で、長崎のハウステンボスにロボット接客ホテル「変なホテル」がオープンするなど、コンパニオンロボットが普及し始めた。そこで、本記事ではクラウドファンディングサービスIndiegogoに登場した「BUDDY」を紹介しよう。
BUDDYは、3輪で移動可能な胴体のようなボディの上に、タッチパネル付き8インチ画面を搭載する頭のようなモジュールで構成されるロボット。画面には各種情報のほか、表情豊かな“顔”が表示される。
音声認識と音声合成に対応しており、タッチパネルだけでなく会話で操作できるので、料理中など手を離せない状況でもやり取りできる。カメラで取得した映像から人の顔を認識し、相手に適した動作を行う。
機能としては、朝に起こしてくれてその日の予定や天気予報を教えてくれたり、ホームオートメーションシステムと連携して明かりを付けたりしてくれる。音声会話で料理のレシピを表示する機能や、音楽やビデオを再生する機能も備えている。家族の外出中は、普段と変わったことがないか家の中を移動しながら監視し、異常事態を検出すると警告をユーザーに送る。
子どもとかくれんぼして遊んだり、スペリング/計算ゲームで勉強を手助けしたりできる。遠く離れて暮らす年老いた親にBUDDYをプレゼントし、生活に変わりがないか見守ることや、BUDDY経由のビデオチャットで元気なようすを確認することなどにも利用できる。
Indiegogoでの目標金額は10万ドル。記事執筆時点(日本時間7月27日11時)でキャンペーン期間は2週間以上残っているが、すでに目標の3倍近い27万ドル以上の資金を集めている。
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