プロセッサの高性能化/省電力化、ストレージ容量の増大、モバイルネットワーク/クラウドストレージ普及のおかげで、ノートPCでも本格的な開発作業や写真/ビデオ編集、グラフィックデザイン、高負荷ゲームなどがこなせるようになった。しかし、ノートPCは画面サイズに制約があるので、広い画面を必要とする作業は苦手だ。
そんなノートPCの弱点は、クラウドファンディングサービスKickstarterで支援募集中の「Slidenjoy」で解消しよう。
Slidenjoyは、ノートPCの画面の背面に取り付け可能な拡張ディスプレイ。1枚または2枚のディスプレイが格納されており、引き出して適切な角度に固定しておける。ノートPCを一瞬で2画面、3画面にできる。
左右に拡げると、広大な3画面マシンとして使える。Slidenjoyのディスプレイは約180度向きを変えられるので、対面する相手に画面を見せながら説明できる。3角形になるように立てれば、会議などで大人数と同じ画面を共有することも可能だ。
ノートPCとの接続は、USB 3.0ポート1つまたはUSB 2.0ポート2つだけ。これで映像信号を伝送するだけでなく、電力供給もできる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間8月10日まで。目標金額は30万ユーロ。記事執筆時点(日本時間7月9日10時)で集まった資金は約13万ユーロ。
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