ライブストリーミングビデオアプリ「Meerkat」(開発元企業はLife On Air)は米国時間7月8日、ストリーミング配信者と視聴者の距離をもう少し近づけることを目指した2つの新機能を発表した。視聴者がストリーミングに参加できる機能と、ストリーミングの録画をライブラリとして保存できる機能だ。
Meerkatによれば、「Cameo」と呼ばれる新しい機能では、視聴者がメインの配信者から許可を得たうえでストリーミングに参加し、最大60秒間、自分の動画を配信できるようになる。また、ユーザーがストリーミングを終了した動画は、自動的にユーザー専用ライブラリに保存される。このライブラリ自体は非公開だが、ユーザーは保存されたストリーミング動画を選んで公開することができる。
このアプリは人気が高まり、利用者も増えているようだが、TwitterはMeerkatの影響力を弱めるために、MeerkatによるTwitterユーザーの友人リストへのアクセスを制限する動きに出た。Twitterはこの措置を実施したのとまさに同じ日に、Meerkatの競合企業であるPeriscopeの買収を発表している。
Periscopeとの差別化を図りたいMeerkatは、ログインして友人とつながるための手段として、Facebookを加えることも発表した。「MeerkatをFacebookと連携させることで、当社はユーザーが一番親しい人たちとの会話やイベントに参加したり、時間を共にしたりできる機会を大幅に増やすことになる」と、Meerkatでは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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