トラベル・リストは、旅行の期間や旅行中のイベントを登録して日程表を作成できるほか、旅行に必要なチェックリストも簡単に作成できるトラベルアプリだ。ユーザーインターフェースは日本語で、チェックリストも日本語で用意されている。必要に応じてアラートを設定することもでき、旅行や出張の荷造りが楽になる。
最初に、1回の旅行のためのリストを作成する。旅行リストは複数作成することができるが、複製することはできない。トラベルリストは、旅行の計画を入力できる「旅行プラン」、リマインダーを設定できる「アラート」、持ち物リストを作成できる「パッキング」の3つのカテゴリで構成される。
「旅行プラン」には、旅行中のイベント行程やイベントを入力する。カレンダーが表示されるのでイベントを入力したい日をタップして、通常のカレンダーにイベントを登録するのと同じ要領で入力できる。イベントは、カレンダー表示だけではなく、リスト形式でも表示される。イベントごとに帯の色を変えて入力しておくと、どのような種類のイベントなのかが一目で分かるようになる。ただ、カレンダーは常に同じサイズで表示されるため、1日のイベント数が多い場合は、リスト表示にした方が見やすい。
「アラート」には、特に通知したい項目を、1つずつ入力する。人の約束、新幹線や飛行機の出発時刻、ホテルのチェックイン・チェックアウトの時刻などを入力しておくと、便利だろう。iOS標準のリマインダーでも同じことはできるが、1つの旅行に関するアラートを「トラベル・リスト」というアプリの中にまとめておけるので、アプリをあちこち開かなくて済む。
「パッキング」では、「足す」をタップすると、パッキングリスト(持ち物リスト)を作成するためのアイテム一覧が表示される。リストに追加したいアイテムをタップするか、新しい項目を自分で追加した後、「リストに追加」をタップすると、持ち物リストが出来上がる。パッキングアイテムそれぞれに、アラートを設定することができるので、何日か、あるいは何時間かおいてパッキングする物があっても安心だ。たとえば、充電器は家を出る直前まで使っていて、出がけに荷物に入れるといった場合、家を出る直前の時間にアラートを設定しておけば、充電器を家に忘れるといったことが防げる。
日程表としては、あまり使いやすくはないが、パッキングリストとしては非常に便利で助かるので、他のアプリと組み合わせて使うのもいい。Apple Watchにも対応している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス