ディーアンドエムホールディングスは7月7日、デノンブランドから7.2chのAVアンプ「AVR-X2200W/X1200W」(税別価格:8万5000円/5万7500円)を発表した。エントリー~ミドルクラスモデルながら「Dolby Atmos」と「DTS:X」の最新の音響技術に対応する。発売は8月下旬。
最大7.2chまでの再生に対応し、トップスピーカを使用した5.1.2のスピーカ配置に対応。ハイトチャンネルスピーカは、フロントハイト、トップフロント、トップミドル、フロントドルビーイネーブルド、サラウンドドルビーイネーブルドのいずれかを選択できる。
X2200Wは、8入力2出力、X1200Wは6入力1出力のHDMI端子を備え、全端子においてHDCP2.2をサポート。従来4枚使用してしたDSPは、処理能力を高めたシーラス・ロジック製のクアッドコアDPS1枚に変更することで、従来同等の処理能力を持ちながらデジタルノイズの発生を抑える。
いずれも、Bluetooth、Wi-Fiのワイヤレス環境を備え、音楽配信サービスによるストリーミング再生も実現。DSD 2.8MHz、AIFF、WAV、FLACは最大192kHz/24bit、Apple Losslessは最大92kHz/24bitまでのファイル再生も可能だ。
X2200Wのみ、デュアルトランジスタを搭載したほか、ローム製のボリュームを使用するなど、ワンクラス上のパーツを採用する。
サイズは高さ434mm×高さ167(X1200Wは151)mm×奥行き339mmで、重量約9.4(同8.5)kg。両機種ともに、音場補正技術「Audyssey MultEQ XT」を搭載し、付属のマイクによって、スピーカの有無やサイズ、リスニングポイントまでの距離を計測。基本的な調整値を自動的に設定する。
リモコンが付属するほか、専用アプリ「Denon Remote App」をダウンロードすれば、スマートフォンやタブレットからの操作も可能。AVアンプと各機器との接続をアシストする「セットアップアシスタント」機能も備え、初期設定時の負担を軽減する。
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