HP、分社に向けた届出書をSECに提出

Asha Barbaschow (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2015年07月03日 12時42分

 Hewlett-Packard(HP)は2015会計年度末までに実施する分社化の計画を進めており、エンタープライズ分野の事業を展開する新会社Hewlett Packard Enterpriseの設立に向けた届出書を米証券取引委員会(SEC)に提出したことを米国時間7月1日に発表した。もう一方の会社はPCとプリンタを販売する。

 HPの最高経営責任者(CEO)Meg Whitman氏によると、11月までに分社化する予定で順調に進んでおり、HP Inc.とHP Enterpriseはともに独立した株式公開企業として運営されるという。

 HPは届出書の中で、新しいHP Enterpriseが、大企業向けのコンピュータハードウェア、ソフトウェア、技術サービスを販売する旧HPの部門を含む予定であるとした。

 HPは2014年10月に分社化計画を発表。当時Whitman氏は、2社に分割することで、市場と顧客の動向に素早く適応するために必要とされる独立性、集中、資金源、柔軟性が両社にもたらされるだろうと述べていた。同社は1月には分社後の幹部人事を発表している。Whitman氏は引き続きCEOとしての役割をHP Enterpriseで担う予定だ。

 さらにHPは今週に入り、上級幹部のBill Veghte氏が退職することを明らかにしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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