気泡緩衝材のメーカーであるSealed Airは、気泡をプチプチと潰すことができないバージョンを開発した。The Wall Street Journalが報じた。
Sealed AirのKen Aurichio氏によると、同社は実のところ、気泡がない技術を12年間使用してきたという。今回の新製品は平らなシートとして販売され、従来の気泡緩衝材に比べて50分の1のスペースしか必要としない。シートは、特製のデバイスを使用して運送会社側で膨らませられる。オンラインで販売されている空気枕と同じ要領だ。
この気泡緩衝材の場合、空気は1つの気泡から別の気泡へと移って行くだけだ。
Aurichio氏は「オンライン小売の増加に従い、より早く、そして、より持続可能な梱包に対する需要が高まっている」と述べる。
しかし、プチプチと潰せる気泡がある緩衝材はどうなるのだろうか?頭を空っぽにしながらエンドレスで続けられる楽しみをあの緩衝材が何時間も与えてくれるということをSealed Airは知らないのだろうか?
Aurichio氏は、皆の楽しみを奪う気はないようだ。「従来の気泡緩衝材は、皆さんが生きている間はまだ存在し続けるだろう」(Aurichio氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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