サムスンは2015年上半期に、「Tizen」搭載スマートフォン「Z1」をインドで100万台販売した。
それでも、同じ価格帯の100ドル未満のスマートフォンがインドで毎月280万台販売されているとThe Economic Timesは報じている。人口が12億5000万人を超えるインドで、サムスンのZ1は、同じ価格帯で販売されているGoogleの「Android」を搭載するスマートフォンにはまだ大きく引き離されている。
また、サムスンはTizenを搭載する複数の新しい携帯端末を、さまざまな価格帯で2015年にリリースする予定だという。Reutersが米国時間6月29日、情報筋らの話として報じた。これにより、サムスンは今後、ローエンドのTizen搭載スマートフォンを足掛かりに、ミッドレンジや、さらには主力端末へと基盤を拡大していく可能性がある。一方で、Tizenはアプリのタイトル数などで、GoogleのAndroidやAppleのiPhonesといったプラットフォームに遅れをとっており、Tizen端末向けアプリの開発者を引きつけようと取り組んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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