6月16日~6月22日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
Apple Watchの店頭販売が始まるなどの動きもみられたが、WWDC 2015で発表された内容も消化しつつあり、6月30日のApple Music立ち上げまでの間か、ニュースがやや薄い1週間となった。
Apple Watchは、4月24日の発売からおよそ2カ月が過ぎた。WWDC 2015では秋以降リリースされる予定の次世代OS「watchOS 2」が披露されているが、それ以外のデータについて、Appleからの言及はない。
Eコマースの領収書管理と配送追跡を行うサービスで、楽天に買収されたSliceがReutersに提供したデータから、Apple Watchの現状を理解するための数字がもたらされている。
これによると、販売台数の予測は278万台となっており、Apple Watch Sportのブラックモデルが一番人気だという。次いでホワイトバンドのモデルで、2台を合わせると65%以上のシェアとなる。
またApple Watch購入者の17%が交換バンドを購入しており、こちらもブラックスポーツバンドが最も多く、30%を超えている。交換バンドのシェア第2位は、ミラネーゼループだった。
Apple Watchは、現在の予約販売方式を残しつつ、同じように予約をする形で店頭で購入ができるようになった。また交換バンドの販売も始まっている。
「Apple Watch」、Apple Store実店舗でも入手可能に–オンライン予約は必要(6/16)米国のオンラインメディアでは先週、一斉にOS X El Capitanのレビューが始まった。日本では林信行氏が先行レビューを手がけた。
OS X El Capitanは、現行バージョンのYosemiteの機能向上版として位置づけられる。そのため、機能面では大きな変化よりも、洗練さを体験することになるはずだ。
おそらく、最も多くのユーザーが体験するであろうEl Capitan最大のメリットは、あらゆるMacの高速化だろう。アプリ起動や切り替え、画面描画などが徹底的に高速化されており、おそらく4年前のMacBook Airを使っているユーザーですら、その恩恵を授かることになるだろう。
最新でありながらスペックとしては弱いとされるMacBookも、より快適に使えるようになるということだ。
アップル「OS X El Capitan」の第一印象–有用な新機能でさらに洗練された新OS(6/19)Appleのラインアップを見ると、2010年から続いている大きな流れは「Retina化」だ。解像度を4倍に高め、滑らかな文字と制裁感ある写真やビデオの表示を実現するRetinaディスプレイは、iPhone 4から始まり、iPad、そしてMacBookシリーズへと拡がりをみせている。
特に筆者は、文章を書く仕事をしていることもあり、グラフィックス以上にテキスト表示の美しさに非常に満足している。
そんな中、最も安い価格で販売されてきた初代iPad miniの販売が終了した。これは、iOSデバイスにおいて、Retinaディスプレイ化が完全に実現されたことを意味する。
Retina化が行われていない主要製品は、MacBook Airを残すのみとなった。筆者はOS X El Capitanが正式リリースされるまでに、Retinaディスプレイを搭載したMacBook Airが登場するのではないかと期待している。
OS X El Capitanには、日本語の標準フォントであるヒラギノ角ゴシックに、ウェイトが追加される。印刷用には提供されていない、W0という非常に細いものも収録されるという。
既に非常に細いウェイトが収録されているHelvetica Neueを、非RetinaディスプレイのMacBook Airで表示しても、線が途切れるような表現で視認性が著しく悪い。しかし通知センターの「今日」タブなどでは、こうした細いフォントが使われているのだ。
この状況をAppleが放置し続けるわけがないと考えており、それがRetina化されるMacBook Airへの期待を寄せている理由だ。
初代「iPad mini」が販売終了(6/22)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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