「BreakFree」は、スマホ依存を警告し、利用時間を減少させるためのアプリだ。スマホの利用履歴をもとにした依存度をスコアで表示するほか、スケジュール設定によるネット接続や通話の禁止といった機能を備えており、ユーザにスマホの使い過ぎを自覚させるとともに、接続そのものをブロックしてくれる。
本アプリの機能は大きく分けて2つある。ひとつは、スマホの利用履歴をもとにスマホ依存度をスコアで表示し、使い過ぎであることをユーザに自覚させる機能だ。アプリを起動すると表示されるダッシュボードには僧侶風のマスコットキャラクター「サト」が常駐しており、彼からのアドバイスとして画面に表示される仕組みだ。
ダッシュボードではアンロックの回数、累積時間に加えて、当日、過去1週間、過去1カ月の利用時間がグラフで表示され、どのくらいスマホを利用しているかが一目で分かる。このほか、ロックを解除するたびにポップアップで注意を促したり、一定の時間を超えるとポップアップで警告するなど、ユーザにスマホの使い過ぎを自覚させるための、あの手この手の機能が備わっている。
もっとも、こうした警告を繰り返すだけでは、そう簡単にスマホ依存を解消できるものではないだろう。こうした場合のために本アプリには、インターネット接続や電話着信をスケジュール設定によって遮断する機能も用意されている。警告だけで効果がなければ、実力で阻止するというわけだ。特定のアプリを監視対象から除外することもできるので、業務で使っているアプリだけを省くといった設定も容易だ。
アプリは完全ではないものの日本語化されており、英語などが苦手でも問題なく利用できる。いっぽう、設定によってはかなり頻繁に視界に割り込んでくるほか、人によっては独特の味わいのマスコットキャラクターが合わないケースもありそうだ。これらが違和感なく使えるようであれば、複数スケジュールの作成や通話状況の確認などに対応した有料版も試してみたいところだ。
>>「BreakFree」のダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」