「AppDetox」は、アプリごとに利用時間や起動回数などの制限を設けて、使いすぎを防止できるアプリだ。集中すべき時についついスマホに手が伸びてしまい、そのままどっぷりと使ってしまう、いわゆる“スマホ依存”を軽減するのに役立つ。
アプリを起動すると、スマホにインストールされているアプリの一覧が表示される。その中から特定のアプリを選び、利用頻度を減らすためのルールを設定していく。設定が完了したら、そのアプリを起動するたびにアラートが表示されたり、あるいは制限を超えている場合は起動しなくなる。
設定できるルールは5種類。アプリの起動を完全に禁止する「Forever」、前回から一定時間が経過しないと起動できない「Some time」、特定の時間帯を除いて利用を禁止する「Specific daytimes」、起動回数を制限する「Number of launches」、利用時間に制限を設ける「Usage time」だ。これらのルールを使い分けることで、忙しいにもかかわらず気がついたらアプリを何度も起動しているといった、いわゆる“スマホ依存”を軽減させられるというわけだ。
単純に利用時間を制限するだけのアプリは多数あるが、本アプリのようにさまざまな種類の制限をかけられるアプリは珍しく、まさにデトックスの名にふさわしい。あえてネックとなる部分を探すならば、英語が苦手な人には最初はとっつきにくいこと。また制限はアプリ単位でしかできず、例えばブラウザで特定のURLを禁止するといったことができないことだろうか。
普通の制限方法ではなかなかスマホ依存から抜け出せない、意思の弱い人に向いたアプリと言えそうだ。
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