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アマゾン、「Fire OS 5」の開発者プレビュー版をリリース--「Android 5.0」ベース

Kevin Tofel (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2015年06月22日 11時52分
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 Amazonのモバイルデバイスで採用されている「Android」のフォーク(分岐版)が、アップグレードされる。

 Amazonは米国時間6月19日、「Android 5.0」(開発コード名「Lollipop」)をベースに開発した「Fire OS 5」のプレビューエディションをリリースした。変更に向けて準備する開発者を支援するため、Amazonはプログラマーを対象に、「Fire HD 7」タブレットを2台まで50ドル割引する。

 このニュースを発表したAmazon公式ブログの記事によると、同社は2015年中に「Fire OS 5」プラットフォームをリリースする計画だとして、次のように述べている。

 次世代のAmazonデバイスで多くの顧客に皆さんのアプリを提供できるようにするため、このほど『Fire OS 5 Developer Preview』に参加していただけるようになった。『Amazon Developer』の皆さんに、Fire OS 5への先行アクセスを提供する。『Fire HD 6』またはFire HD 7タブレットでアプリの動作を確認できるほか、今年中に予定されている新しいFire OSのリリースまで十分な余裕を持って、アプリに互換性の問題がないか確認できるようになった。

 Amazonのスマートフォンとタブレットは現在、「Android 4.4」を改変したサブバージョンを採用している。Googleは2014年に、Android 4.4をバージョンアップしたAndroid 5.0をリリースした。

 つまり、Lollipopが搭載された新しいデバイス向けにAndroidアプリを作成した開発者は、そのアプリを「Kindle Fire」タブレットや「Fire Phone」でも使えるようにするためのプログラミングツールやAPIをすべて入手できるとは限らない状況になっている、ということだ。

 Amazonは、アプリの互換性の問題を見つけられるように、テスティングツールもアップデートした。開発者は、自分のAndroidアプリをAmazonの「App Testing Service」にドラッグ&ドロップすると、90秒で結果を受け取ることができる。このサービスは、Fire OS 5とAndroid 5.0の両方を対象に互換性をテストするものだ。

 Fire OSは、Androidのオープンソース版(「Android Open Source Project」で公開されている)を基に開発されており、Google Android体験の中核を成す「Gmail」や「Google Drive」などGoogleアプリのライセンス権限は含まれていない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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