Virgin America、機内エンタメシステムにAndroidとパナソニック製ディスプレイ採用

 Virgin Americaは、旅客機の座席に取り付ける機内エンターテインメントシステム「Red」の新版をベータ提供する。

Android OSベースのシステムにパナソニック製の静電容量式タッチパネル付きディスプレイ「EcoV2」を組み合わせており、HD映像コンテンツや最新ドラマ、ゲーム、機内エンターテインメントシステム初というサラウンド音声などが楽しめるという。


Androidベースのパナソニック製ディスプレイ(出典:Virgin America)

 Redベータ版のディスプレイは、スマートフォンと同様にピンチやスワイプ、ズームといった操作が可能。720p解像度のHD映像を表示でき、HD映像のレンダリング速度が4倍に高速化されたため、より臨場感あふれる視聴体験が得られそうだ。操作性も向上し、パックマンやアステロイドなどのインタラクティブゲームもプレイしやすい。


ゲームの操作性も向上(出典:Virgin America)

 コンテンツ用のストレージ容量が増やされ、従来に比べ3倍長い時間の映像が見られる。連続ドラマの全シリーズを視聴可能なほどなので、長時間フライトでも退屈しないだろう。

 オーディオ面では、音が前後左右上下に動き回るような3Dサラウンドサウンドをヘッドホンまたはイヤホンで体験できる。

 ベータ版システムは、6月中にまず3機に搭載し、2015年末には18機、2016年中に全機で提供する予定。


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