ソフトバンクが、Fetch Roboticsによる2000万ドル規模のシリーズA資金調達ラウンドを主導した。
カリフォルニア州サンノゼを拠点とする新興企業のFetch Roboticsは、倉庫配送や受注処理で使われるロボットシステムの開発を手がけてきた。同システムは、「Fetch」と呼ばれるマニピュレータ(フォームファクタは、映画「ショート・サーキット」に登場する「ナンバー・ファイブ」をどこか思い起こさせる)と、「Freight」と呼ばれる可動ベースの2つのユニットで構成される。
ソフトバンクによる今回の投資は、成長著しいロボティクス分野に対する同社の最新の取り組みとなる。日本経済新聞は17日、ソフトバンクと台湾の契約メーカーFoxconnがロボット量産に向け合弁会社の設立を計画していると報じた。
両社はすでに、ヒト型ロボット「Pepper」の開発で協力している。Pepperは、ソフトバンクの仏子会社Aldebaranが開発し、製造はFoxconnが手がけている。
Fetchの投資ラウンドには、シードインベスターのO'Reilly AlphaTech VenturesとShasta Venturesからの資金も含まれており、調達総額は2300万ドルとなる。Fetchは、今回の調達資金で倉庫や受注処理センター向けの販売とマーケティング活動を拡大する計画だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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