ソニーは6月3日、2月に発表した心拍数記録などができるウェアラブルデバイス「Smart B-Trainer(スマートビートレーナー)SSE-BTR1」をアップデートしたと発表した。アシックス提携によるランニングメニューを提供開始したほか、プレミアムトレーニングメニューに新メニューを追加した。
Smart B-Trainerは、ヘッドホン一体型のスポーツデバイス。音楽再生ができるほか、GPS、心拍数、加速度、ジャイロ、電子コンパス、気圧と6つのセンサを搭載することで、ランニングした距離や消費カロリー、走行ルート、心拍数などのランニングログをとることができる。
ベーシックコースとプレミアムコースの2つのトレーニングコースを用意しており、今回のアップデートでは、2015年春提供予定としていた、アシックス開発によるトレーニングプラン「MY ASICS」との連携を開始。加えて、ナイキランニングアドバイザーである金哲彦氏が監修したメニューに「フルマラソンでサブ4を目指したい」「ハーフマラソンを3時間以内に完走したい」「制限時間内にフルマラソンを完走したい」の3つのコースを追加した。
このほか、本体のアップデートにより、Smart B-Trainerに収録しているすべての曲をトレーニング中に再生できる、充電方法によらず充電後には電源オフによる仕様に統一などの部分を改善したとのこと。
対応アプリ「Smart B-Trainer for Running」のアップデートでは、従来Android対応のみだった「詳細を決めて走る」「ログビュー検索・比較」がiOS版でも可能になった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス