しゃれた外観で、なおかつ本当に欲しい機能を完備したスマートウォッチが見つからない?Blocks Wearablesに言わせれば、それなら代わりに作ってしまえばいい、ということになる。
モジュール型スマートウォッチ「Blocks」のベーシックモデルは、円形のディスプレイを装備し、Googleの「Android 5.0 Lollipop」の一部改変版(ただし、Android端末、Appleの「iOS」端末のいずれにも連動できる)、Qualcomm製「Snapdragon 400」チップセットを搭載する。GPS、Wi-Fi、Bluetoothを実装していることから、スマートフォンの通知の表示やフィットネスの管理が可能になっている。また、音声コマンドにも対応する。
さらに一歩進んでいるのは、英国の紳士宝飾ブランドTateossianがデザインした接続式モジュールで基本スペックを拡張できる点だ。予備のバッテリ電源やモバイル決済用のNFCチップを追加できるほか、心拍数モニタ、GPSユニットなども搭載できる。
Blocksによると、これらのモジュールはさまざまなカラーと質感のものが用意されるという。モジュールはホットスワップ対応でもあるため、追加のハードウェアを装着する際にウォッチの電源をオフにする必要がない。
価格はまだ明らかにされていないが、Blocksはその高級感のある外観のおかげで、現在の市場で最も高い価格帯に入るのではないかと筆者は考えている。Blocks Wearablesが2015年夏にクラウドファンディングキャンペーンを開始する際に、詳細が分かるだろう。
Blocksは、Googleのスマートフォン向け「Project Ara」とよく似たコンセプトと言えるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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